危機感と
責任感を持ち
安全第一で

伊藤 社員

2019年度入社 / 線路部門
東北学院大学工学部 環境建設工学科卒

伊藤 社員

入社理由や会社の特徴

身近なインフラを支える仕事に魅力を感じた

もともと土木の仕事に興味があり、地元のゼネコンということで当社のインターンシップに参加しました。その時、線路部門の存在を初めて知ることとなり、鉄道という身近なインフラの維持管理に関わる仕事に興味を持ったことが入社のきっかけです。私が現在担当しているのは、仙台貨物ターミナルに新たな線路を敷設する工事になります。自分が携わった線路が地図に載ることを思うと、他では経験することができない、やりがいに満ちた仕事だと感じます。

安全を第一に考え、秒単位で作業時間を管理

他の部門とは違い、私たち線路部は、毎日列車を安全に走行させなければならない場所で仕事をすることになります。「今日はここまでしか進められなかったから、中断して続きは明日に持ち越し」というわけにはいかず、限られた時間の中で所定の作業を必ず終わらせなければなりません。ほんの少しでも時間管理を誤ると、現場の作業員だけでなく乗客・乗員の皆さんを巻き込む重大な事故につながる可能性もあります。そのため、時間管理には特に注意し、常に秒単位で確認しながら作業を進めるように心がけています。このように、安全管理に神経を使う一方で、通勤やプライベートなどで電車に乗るたびに、自分の仕事が人々の移動を支えている喜びを実感することができます。また、線路という特殊な分野について深く学べることも楽しく、モチベーションの一つになっています。

身につくチカラ

  • リスク管理力

    さまざまな可能性を予測し、危険を回避しながら業務を進める。

  • 時間管理能力

    時間を厳守し、確実な業務遂行と生産性の向上に貢献する。

  • コミュニケーション力

    関係各所と協議や連絡、調整を行い、業務を確実に遂行する。

“線路”のここが面白い!

  1. 1分1秒の世界で誤差がないかを常に意識して仕事しているので、体感時間の感覚が入社当時より鋭くなったような気がします。最近では日常生活でも時間厳守の意識が芽生えました。
  2. 線路の仕事は、作業が終わった後に必ず列車がその現場を通過し、工事完了の確認をすることになっています。そのため、ほぼ毎日、自分の現場の作業が安全で正確に遂行されたかどうかを知ることができ、達成感を感じられます。

伊藤さんのある日の一日

8:00
出社
8:30
朝礼
当日の作業内容と安全指示について周知を図る
9:00
書類作成
工事関係の書類を準備・作成する
10:00
現場巡視
作業の安全を確認しながら、線路状態の検査などを行う
12:00
昼食
13:00
現場巡視
現場作業再開。安全・工程管理などを行う
15:00
書類作成
その日の作業報告書などを作成する
16:30
打ち合わせ・夜間作業準備
協力会社の責任者と次回作業の打ち合わせを行う
17:30
終業

最後に一言

 この業務は普段入ることのできない線路という特殊な現場で、数ミリ単位での工事や調査を行う業務です。そして線路は本来列車が走行する場所なので、決められた時間内で作業を終わらせることが必須です。危機感と責任感を持ち、安全第一で行動することが求められる仕事です。また、線路の施工管理は大学ではなかなか学ぶことができない専門的な分野ですが、大学で学んだ土木の勉強も今の業務に十分役立っているので、学生のうちに積極的に学びを深め、資格取得などにも挑戦しておくことをおすすめします。そして、就職後は「線路」という一つの分野のスキルを磨くことで、よりプロフェッショナルな人材として成長していくことができます。